戦争に戦争を重ねるアメリカ

語るも恐ろしい歴史の流れの中でも、安心感は 

ひきがえるの頭の中にトパーズを見つけるように

いつもすぐ手の届く所に求めることができた 

昔むかし、ある遠いところに、というお話だったから。

身の毛もよだつニュースさえ、耳にいれては

すぐに安心感をみつけだしていた 

距離からうまれる時間差があり、理解できない言葉があり

隔てる海は広く大きく、なんでもすぐに忘れさせた

いま、安心感はなく、宝石のようにひかるのは勇気だけ

戦争はわたしたち自身のもの、いま、ここで、

わたしたちの国が直面する、信頼を裏切ったという怖れ

お話の結末はわたしたち自身の言葉で紡がなくてはならない

それから後は、こうなりましたとさ、と。

 

 

Like the topaz in the toad’s head 

the comfort in the terrible histories

was up front, easy to find:

Once upon a time in a kingdom far away.

Even to the dreadful now of news

we listened comforted

by far timezones, languages we didn’t speak,

the wide, forgetful oceans.

Today, no comfort but the jewel courage.

The war is ours, now, here, it is our republic

facing its own betraying terror.

And how we tell the story is forever after.